1歳児が喜ぶしかけ絵本の特徴とおすすめ商品紹介

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はじめに

1歳児は、好奇心旺盛でさまざまなことに興味を示し始める時期です。せっかくなのでこの時期に何か刺激になることをさせてあげたいなと思うことでしょう。1歳になるといろいろな反応を見せてくれ、親としてはかわいい顔を見たくて、つい構ってしまいます。そんなわけでこの時期に適した絵本を紹介します。1歳児のこの時期は視覚や触覚を刺激するものが良いです。特にしかけ絵本は、通常の絵本以上に子供たちを魅了し、興味を引き出す素晴らしいものです。この記事では、1歳児が夢中になるしかけ絵本を紹介し、絵本選びのポイントや楽しみ方についても解説します。

1歳児の発達段階と絵本の重要性

1歳児は、手を使って物を操作したり、言葉や音に反応する力が急速に発達する時期です。この段階で、絵本は想像力や言語発達に大きな役割を果たします。色鮮やかな絵やシンプルなストーリーはもちろん、しかけを使って体験的に学ぶことで、1歳児は楽しみながら認知能力を伸ばすことができます。

しかけ絵本が1歳児の好奇心を刺激する理由

しかけ絵本は、絵やストーリーを超えた「遊び」の要素が盛り込まれています。めくる、触る、押す、引っ張るといった物理的なアクションを通して、子供は自分自身で物事を発見し、達成感を味わいます。これが1歳児の好奇心を大いに刺激し、より深く絵本に没頭させる理由です。

しかけ絵本の種類と特徴

しかけ絵本には、さまざまな種類があり、それぞれ異なる楽しみ方ができます。以下に主な種類とその特徴をご紹介します。

めくり絵本

めくることで新しい場面が現れたり、隠れたイラストが出てくるタイプの絵本です。1歳児は手を使って操作する楽しさと、次に何が出てくるのかというワクワク感を体験できます。

とびだす絵本

ページを開くと立体的なイラストが飛び出してくるしかけ絵本。視覚的な驚きがあり、子供の興味を強く引き付けます。

穴あき絵本

ページに穴が空いていて、その穴を通して次のページの絵が見える仕掛け。穴を通して見ることで、想像力が刺激され、子供は絵本をさまざまな視点から楽しむことができます。

音の出る絵本

押すと音が鳴るボタンがついている絵本。動物の鳴き声や楽器の音など、聴覚的な刺激を与えます。1歳児は音の変化に敏感なので、特に人気があります。

触って楽しむ絵本

さまざまな質感の素材がページに使われており、触って楽しめるタイプの絵本。子供の触覚を刺激し、視覚と触覚の両方で楽しむことができます。

1歳児が喜ぶおすすめしかけ絵本

はらぺこあおむし

『はらぺこあおむし』の特徴

インタラクティブな穴あきデザイン
ページに開いた穴を通して、子どもたちが物語を体験できます。
指を使って遊べるため、小さな子どもでも楽しめます。

希望に満ちた成長物語
シンプルで分かりやすいストーリー展開。
あおむしの成長が子どもたちの成長と重なり、希望を与えます。

魅力的な食べ物と色彩
おいしそうな食べ物がたくさん登場します。
エリック・カール特有の鮮やかな色使いが目を引きます。

数字と曜日の学習
食べ物の数が徐々に増えていくため、自然に数を学べます。
曜日ごとに話が進むので、曜日の感覚も身につきます。

世界でもっとも売れている絵本の1つ
ウチの娘は、ちょうちょになった時『わあー』と思わず声が出て感動していました。


やさいさん くだものさん

『やさいさん』・『くだものさん』の特徴

食材がテーマ
野菜と果物という、子どもにとって身近な食材がテーマ。
日常生活とリンクしており、自然と興味を持たせることができる内容です。

リズミカルでシンプルなテキスト
〇〇さん、〇〇さん、だあれ?」という繰り返しの問いかけが特徴的で、リズム感のある文章が読み聞かせにぴったりです。
シンプルなテキストで幼児でも理解しやすく、親子でのやり取りが楽しめます。

しかけが楽しい
めくる、引っ張るなどの簡単なしかけが用意されており、子どもが自分で操作する楽しさを味わえます。
隠れている野菜や果物を見つけたり、収穫する感覚が、インタラクティブな学びの体験を提供します。

リアルでカラフルなイラスト
野菜や果物のイラストがカラフルでリアルに描かれており、子どもが視覚的に楽しめます。
実際の食材に近い描写なので、見た目の理解が深まり、学びの効果が高いです。

食育のサポート
野菜や果物をテーマにすることで、子どもが自然に食べ物に親しみを持つようになります。
絵本を通じて、食材に興味を持たせたり、食育の一環として役立ちます。

丈夫で子ども向けのデザイン
ボードブック形式で、厚手のページが使われているため、繰り返し使っても破れにくく、幼児が安心して扱えます。
繰り返し読むことで、子どもが自分で操作する楽しさを感じながら、知識も定着します。

この本は、楽しみながら野菜やくだものについて学べる工夫が施されており、子どもたちの興味を引き出す魅力的な絵本となっています。

野菜嫌いの子どもが好きになるきっかけになります。
シンプルだけど 魅力的なしかけが子どもの心を捉えます。
「ぽろりん!」と落ちていく果物がかわいかったり、野菜が豪快に抜ける快感が娘のお気に入りの1冊でした。


  

たまごのえほん

『たまごのえほん』の特徴

たまごがテーマのしかけ絵本
この絵本は、さまざまな動物や生き物が「たまご」から登場するというコンセプトがベース。ページをめくると、たまごの中から動物たちが次々に現れるしかけが楽しく、子どもたちは「次は何が生まれるのかな?」とワクワクしながら読み進めることができます。

動物や生き物の誕生の驚き
ページをめくるとたまごが割れ、中から鳥や爬虫類、魚など、さまざまな生き物が出てくるというインタラクティブなしかけが特徴です。
たまごをテーマにした絵本ならではの「誕生の瞬間」が強調されていて、子どもの興味を引きます。

シンプルな文章でわかりやすい
短く、簡単な言葉で物語が進んでいくため、幼児にも理解しやすい内容です。
「たまごの中から、なにがでるかな?」といった問いかけを中心にしているため、子どもとの対話を自然に楽しむことができます。

カラフルで愛らしいイラスト
たまごとその中から生まれる生き物たちが、カラフルでかわいらしく描かれており、視覚的に子どもの関心を引きます。
それぞれの動物がユーモラスに描かれており、たまごが割れるたびに驚きと笑顔を誘うデザインです。

インタラクティブなしかけ
しかけの動きがダイナミックで、たまごが割れる瞬間や、生き物が出てくるシーンが楽しく体験できます。
子どもが自分でページをめくってしかけを動かすことで、物語への参加感が強くなります。

生き物に親しみを持てる
さまざまな生き物がたまごから生まれる様子を見ながら、動物や自然のサイクルに興味を持たせることができます。
動物が好きな子どもや、生き物の誕生に興味を持つ子どもに特におすすめの内容です。

頑丈で繰り返し読める作り
幼児向けのボードブック形式で、しっかりした作りなので、繰り返し読んでも壊れにくいです。
何度もたまごが割れる瞬間を楽しむことができるので、長く愛される絵本です。

動物が卵から出てくる際の擬音語・擬態語を効果的に使用
例: ひよこは「ぴよ」、カタツムリは「にゅーう」

この絵本は、意外な仕掛けと楽しい音の表現を組み合わせ、これから子どもになるから大人まで楽しめる工夫が実施されています。

たまごから、かわいいあかちゃんうまれるよ! 上右下の三方にひらくページをゆっくりとひらいてゆくと…。ひよこ、カタツムリ、うみがめ、ペンギン…たまごのなかから、つぎつぎとあかちゃんたちがうまれてきて…。しかけをいかした擬音語、擬態語が楽しく、今までにないえほん体験が親子で楽しめます。
カタツムリが出てくるときの『にゅーう』の音が大好きだった娘が、今か今かと待ち構えている姿がたまらなくかわいかったですよ。


あおいよるのゆめ

『あおいよるのゆめ』の特徴

夜空をテーマにした幻想的な世界観
絵本全体が夜を舞台にしており、星空や月明かり、夢の中のファンタジーな風景が描かれています。
暗いトーンの中に光るような美しい色彩が使われ、夜の静けさと不思議さを感じさせる雰囲気です。

動きのあるしかけ
ページをめくると星が光ったり、月が浮かび上がったり、動く部分が多く、子どもの興味を引きます。
しかけを動かすことで、星や夢の中のキャラクターたちが物語の中で生き生きと動き出します。

夢の中のキャラクター
ファンタジーな生き物やキャラクターが登場し、子どもの想像力を刺激します。
優しい動物や、不思議な存在たちが夜の世界で活躍し、安心感を持たせる内容になっています。

静かで安心感を与えるストーリー
夜がテーマですが、怖さや不安を感じさせることなく、穏やかで安心できる内容が特徴です。おやすみ前の読み聞かせに最適で、子どもがリラックスして眠りに入る手助けをします。

カラフルな星や月のしかけ
月や星、光の効果が美しく表現されており、ページ全体に広がる夜空の表現が魅力的です。
ポップアップする月や、光るように見える星々が、ページをめくるたびに広がるので、子どもたちにとって驚きと楽しみをもたらします。

シンプルでわかりやすいテキスト
語り口はシンプルでわかりやすく、1歳から3歳までの子どもたちが理解しやすい内容になっています。
短く優しい言葉で、夢と夜の世界を紹介しながら、心を落ち着かせる文章が特徴です。

スライド式の仕掛けを指で動かして遊ぶボードブック「ちいさな ゆびで」シリーズ。夜空に星を浮かべたり、チューリップの花を咲かせたり、空に虹を描いたり。やさしいことばと楽しいしかけ、はじめての絵本にもおすすめの一冊。

日本製とは違う楽しさ、美しさがあり、しかけ絵本のなかでもレベル違いに良い作品です。
夜に対して少し怖がりな子どもにも、この絵本なら安心して楽しんでくれると思います。

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くだものいろいろかくれんぼ

バナナ、いちご、りんご、ぶどう、パイナップルがある

『くだものいろいろかくれんぼ』の特徴

果物がテーマのしかけ絵本
りんご、ぶどう、バナナなど、さまざまな果物が登場します。
それぞれの果物がページの中に隠れていて、子どもたちがしかけをめくることで「かくれんぼ」している果物を見つける楽しさがあります。

シンプルでわかりやすいしかけ
ページをめくったり、引っ張ったりする簡単なしかけが使われており、小さな子どもでも自分で操作できる工夫があります。
例えば、葉っぱをめくるとバナナが出てきたり、隠れた果物を見つける喜びを体験できる仕組みです。

果物の名前と形を自然に学べる
絵本を楽しみながら、果物の名前や形を覚えることができます。
しかけを使って遊ぶ中で、自然と果物の名前に親しむことができるため、学びの要素が詰まっています。

カラフルで鮮やかなイラスト
絵本全体がカラフルで、子どもたちの視覚を引きつけるデザインです。
果物の特徴的な色や形がリアルに表現されており、実際の果物に親しみを持たせることができます。

丈夫な作りで幼児向け
厚手のボードブック形式で作られており、小さな子どもが繰り返し楽しんでも破れにくい仕様です。
1歳から3歳くらいの子どもでも安心して使える耐久性が特徴です。

親子で楽しめる読み聞かせに最適
短くてわかりやすい文章と、楽しいしかけが組み合わさっているため、親子で一緒に楽しみながら読むのにぴったりです。
果物が出てくるたびに、「これなーんだ?」と会話を楽しむことができ、コミュニケーションを深められます。

果物をテーマにした楽しいしかけ絵本で、特に1歳から3歳の子どもにおすすめです。遊びながら学ぶことができ、親子で一緒に楽しむことができる点も魅力です。

果物の名前を一緒に言いながら楽しむことができ、親子でのコミュニケーションにもつながりました。また、果物のかくれんぼを通じて自然に名前を覚えることができる点も、学びの要素があって良かったですよ。


お?かお!

『お?かお!』の特徴

シンプルなデザイン
子どもが直感的に理解できるように、思考でわかりやすいイラストが使われています。
顔のパーツ(目、口、鼻など)がシンプルに描かれており、視覚的に捉えやすいです。

しかけによるインタラクティブ性
ページをめくるごとに、顔の表情が変わるしかけがあり、子どもが楽しみながらページを操作できるようになっています。

感情の学び
表情の変化、喜び、驚き、悲しみなど、さまざまな感情を楽しく学べる構成です
これにより、子どもが感情表現を冷静に、自分の感情を表現する助けになります。

豊か
カラフルな色使いが、子どもの興味を引き出しやすく、絵本への集中を問いかけます。

幼児向けの耐久性
子どもでも安心して使えるように、ページが充実した素材でできており、手で触れて遊べるようにされています。

顔の一部を動かすと、表情がかわる、これまでになかったしかけ絵本です。
親子のコミュニケーションが広がりますよ。


もいもい

『もいもい』の特徴

視覚に見えるカラフルな絵本
全体が明るい色合いで構成されており、赤ちゃんが興味を持ちやすいデザインになっています。
シンプルなキャラクターである「もいも」は、子どもが自然と目で進む形や動きをします。

シンプルでリズミカル
「もいもい」という言葉は、リズミカルで音の響きが楽しいため、赤ちゃんが何度も聞ける効果があります。
赤ちゃんの言語発達を助ける「くり返し」が多く含まれています。

赤ちゃんの興味を惹く
絵本のページをめくるごとに、新しい発見や驚きがある構造で、赤ちゃんの好奇心を引き出す。

「あかちゃんの立場」を尊重して、あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることに研究の末つくられた絵本です。
子どもが夢中になっている姿を見て子供心を見事に捉えている、工夫された絵本だと思いました。


じゃあじゃあびりびり

『じゃあじゃあびりびり』の特徴

リズミカルな擬音語
この絵本は「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」や「みず じゃあじゃあじゃあ」といった擬音語を多用しており、赤ちゃんが音を通じて物を認識する助けとなります。

視覚的な魅力
シンプルでカラフルなデザインが特徴で、色紙を切り貼りしたイラストが赤ちゃんの視覚を刺激します。
背景の色合いも温かみがあり、ページをめくるたびに新しい色が現れます。

ボードブック形式
厚紙で作られており、赤ちゃんが舐めたりかじったりしても破れにくく、安全に使用できます。
持ち運びやすいサイズで、親子で一緒に楽しむことができます。

インタラクティブな要素
ページをめくるたびに異なる音や視覚的な刺激が得られ、赤ちゃんは自らの反応を楽しむことができます。
これにより、親子のコミュニケーションが促進されます。

教育的価値
擬音語は赤ちゃんの言語発達に寄与し、言葉のリズムや音の違いを学ぶ助けとなります。
シンプルで明快な内容は、赤ちゃんが理解しやすく、興味を持ち続ける要因となっています。

赤ちゃんの感性に直接訴える内容で、多くの家庭で愛用されています。


まるまるころころ

『まるまるころころ』の特徴

動きと音の組み合わせ
「本を考えるとラウンド途中が動き、同時に「カタカタ」という音が鳴り響きます。
この動きと音の組み合わせが、赤ちゃんの興味を引き、感覚を刺激します。

多様な視覚的変化
単純な演出や開閉の演出とは異なり、絵柄や形、模様が変化します。
「小さくなる」「色が変わる」「目が動く」「柄が変わる」など、様々な視覚の変化を楽しみます。

イリュージョン効果
「イリュージョン絵本」と呼ばれるように、錯覚や意外性を利用した視覚効果を提供します。これにより、読者に「なにこれ?」「どうなってるんですか?」という驚きを与えます。

シンプルな仕掛けながら多様な変化と驚きを提供し、赤ちゃんから大人まで幅広い層に楽しめるものです。

しかけの変化がワンパターンじゃないところがこの絵本の魅力で、絵本を左右にかたむけると、カタカタカタと音が鳴り子どもが喜びます。


しかけ絵本の選び方ポイント

1歳児の興味を重視する要素

1歳児は、鮮やかな色や大きさ、キャラクターに惹かれることが多いです。また、繰り返しのリズムや予測できる展開があると、より興味を持ちます。簡単なしかけで、自分で操作できる絵本を選びましょう。

安全性と耐久性

しかけ絵本は頻繁に触られるため、耐久性が重要です。また、角が丸くなっているものや、小さなパーツが外れないよう設計されている安全な絵本を選ぶことが大切です。

教育の要素

絵本の内容に、簡単な言葉や数、形、色を学べる要素が含まれていると、子供の知育にもつながります。1歳児向けの絵本では、教育と遊びのバランスが取れたものが理想です。

しかけ絵本の楽しみ方

しかけ絵本は、限定的に読むだけでなく、親子のコミュニケーションツールとしても活用できます。

  • 一緒に言って操作しながら、対話を楽しむ
  • 絵本の内容に関連した実際の物を見せたり触らせたりする
  • 絵本の中の動作や音を真似して、体を動かし遊びに発展させる

絵本を読むことで子どもさんと一緒に楽しい時間を作ってあげてくださいね。


まとめ

しかけ絵本は、1歳児の好奇心や発達にとって非常に有益なアイテムです。
正しい絵本を選び、親子で一緒に楽しむことで、子供の成長に良い影響を与えます。
また、継続的な読み聞かせは、1歳児の情緒や知識の発達にも大きな役割を果たします。
子どもさんが興味を持ちそうなしかけ絵本を選んであげてくださいね。

この記事を書いた人

さとちゃん先生
23歳の時から塾の講師・塾経営者として37年になります。たくさんの子供達を指導してきました。4ヶ月で中学受験の第一志望校に合格、支援級の子供を普通級にした経験があります。近頃では発達障害の子供達の指導もしています。自身の3人の子育ても終え、子育てと仕事の両立に頑張るママたちの応援団でありたいと思っています。
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